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TICAO(国際民間航空機構)が発表した「世界の定期航空の事故発生状況」によると、定期航空で1億キロメートル飛行するごとに、0.03人が事故に遭遇する。これは、およそ33億キロメートルのフライトごとに1人死亡という計算になり、地球を8万3173回飛び回って1人死亡する確率になる。飛行時間あたりの死亡事故率を見てみると、10万時間あたり0.02人である。これは、約500万時間飛んで、1人死亡する事故が起きるということである。航空アナリストの杉浦一機氏によると、アメリカの1年間の自動車事故での死者は、ライト兄弟が初飛行に成功して以来の航空機事故の死者よりも、つまり航空機31の歴史をすべて合わせた死者よりも多いという。旅客機に乗っていて事故に遭う確32率は、非常に低いのである。また、たとえ毎日飛行機に乗ったとしても、事故に遭うのは438年に1回だという。別の統計では、日本で階段から落ちるなどの事故で命を落とす人が年間600人以上いるが、全世界の定期航空事故の5年間の年間平均死亡者数は、592人だという。旅客機よりも、階段のほうがずっと危険なのである。これらの数字を見れば、少しは飛行機恐怖症も軽減されるのではないか。